起業に失敗する典型的な理由 【起業・独立】

成功するには、大きな失敗をしない事が大切ですので、
ここでは失敗するパターンの例をいくつか挙げます。

(1)起業動機が前向きでない

就職や転職が難しいからという理由で起業するケースが該当しますが、まず成功は難しいといえます。起業して成功する人は、起業する分野についての業務知識やスキルや人脈、独特の斬新な視点を兼ね備えているものです。そのような人は通常、企業から必要とされる人財でもあり、その気になれば就職や転職は容易でしょう。そこを敢えて起業しているのです。
「起業でもするか」「独立するしかない」という「デモシカ起業」では、借金の山を築くのが関の山です。経営者は被用者よりも要求されるレベルがはるかに高い事は知っておく必要があります。

(2)簡単に金儲けできると考えている


簡単に金儲けできると考えて起業を希望する人も少なくありません。お話を伺っていると、ビジネスモデルのツメが甘い場合が多く、有り得ないほど楽観的な売上予想を立てていたり、リスクの見積もりが全くなされてなかったりします。また、概して思慮が浅いため、悪徳業者の口実を額面どおりに受け取って飛びついてしまう傾向もあります。
世の中には「簡単に成功した」と言っている経営者もいますが、何もせずに成功した訳ではなく、その裏では熟慮と努力を積み重ねている事は知っておくべきでしょう。

(3)見栄を張ってしまう


起業すると他の経営者と付き合う機会が増えますが、どうしても見栄を張りたくなります。経営に成功した結果として周囲から良く見られるのであればいいのですが、そうでもないのに格好をつけたがるのは、経営判断を誤らせる可能性があります。
外見イメージを良くするのもある程度は必要ですが、それが内部実情とかけ離れると、無駄な出費や無理な投資につながり、酷い場合には経営者自身も「見せかけ」の方を自社の実力と勘違いしてしまう事もあります。

(4)計画性がない

どんなビジネスでも計画性がないと失敗します。資金繰りにあたふたしたり、思いつきで色々な事に手を出したりします。しっかりと計画を立てれば、分析段階で「このビジネスは実は無謀だ」と分かる事でも、計画を立てない為にそれが分からずGOサインを出してしまったりもします。
また、計画性がない人は結果の評価も杜撰であり、儲かっているのか損をしているのかがよく分からず、ニッチもサッチも行かない状態まで落ち込んで初めて、現状に気づくという事も多いです。

以上、4つのパターンを挙げてみました。
勿論、これ以外にも色々ありますが、典型的な失敗パターンを避ける事がまずは大切です。

■執筆者

井海 宏通
 
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